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和文誌「花と動物の共進化をさぐる」を発行しました
新着情報 2021年09月29日
新しい和文誌「花と動物の共進化をさぐる」(種生物学研究 40・41号)を 2021年9月29日に発行しました。会員の皆様には既に発送しております。
花と動物の共進化をさぐる
身近な野生植物に隠れていた新しい花の姿
種生物学会 編/文一総合出版
総論 送粉者を通してみる花の多様性(川北 篤)
第1章 日本にもあった! 昆虫に擬態するラン:ボウランの化学擬態を発見するまで(新垣 則雄・若村定男)
第2章 山の中に待ち受ける「わな」 :テンナンショウ属の多様な送粉様式の謎(奥山 雄大・柿嶌 聡)
第3章 ツリガネニンジンの花粉を運ぶ蛾(船本 大智)
第4章 日陰者の送粉者:キノコバエに送粉される植物の隠された多様性(望月 昂)
第5章 蛾に踏まれて受粉! サクラランの不思議な送粉の発見(望月 昂)
コラム1 カギカズラの花に集まる着地訪花性ガ類(船本 大智)
コラム2 マツグミの花を訪れるメジロ(船本 大智)
第6章 滑る花弁:新しい盗蜜アリ排除機構の発見(武田 和也)
第7章 ところ変われば送粉者も変わる。哺乳類媒ウジルカンダの送粉システム(武田 和也)
コラム3 さまざまな花の二型性 川北 篤
第8章 島と異型花柱性の生物学:小笠原・沖縄・ハワイから 渡邊 謙太
第9章 植物・送粉者・防衛アリが織りなす多様性 山崎 絵理
コラム4 変わる花の形:わかってきたママコナ属の多様な姿 長谷川 匡弘