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【連絡】第44回種生物シンポジウムに合わせたエクスカーションのご案内
新着情報 2012年10月20日
第44回種生物学シンポジウムに合わせ,会期後の12月10日(月)に,シンポジウム1「タケとササの種生物学」の企画者でもある竹林景観ネットワーク(BaLaNET)主催のエクスカーションが企画されています。シンポジウムと合わせてぜひご参加ください。
竹林拡大の現場を見る-近江八幡エクスカーション-のご案内
12月8日(土)のシンポの企画者は,竹林景観ネットワーク(BaLaNET)のメンバーでもあります。BaLaNETは,生態学,林学,地理学など多分野で活躍するタケ研究者の橋渡しをすると同時に,竹林が引き起こす様々な問題を解決しようとする地域の人々との結節点となるべく活動している団体です。滋賀県近江八幡市八幡山における竹林を含む景観整備とその利活用にも2008年から関わりを持っています。そこで,シンポと併せて,本エクスカーションを企画し,拡がる竹林と,その整備・利活用に向けた地域住民の活動を見学し,種生物学からの社会への発信・貢献について考える機会としたいと考えています。
今回,協力いただく八幡山の景観を良くする会は,2005年から毎月2回のボランティアによるモウソウチクの伐採や,毎春のタケノコ掘り大会を通じて,八幡山を覆う放置竹林の再生活動を行っています。八幡酒蔵工房は,竹林整備で発生した竹材を伝統工芸と融合させてリフォーム・リサイクルを目指す実践や,竹粉の活用を進めています。
日時:2012年12月10日(月)8:45~14:30
案内人:鈴木重雄(竹林景観ネットワーク・立正大学),鳥居厚志(竹林景観ネットワーク・森林総合研究所関西支所),村西耕爾(八幡山の景観を良くする会),小関皆乎(八幡酒蔵工房)
参加費:500~1,000円を予定(決まり次第,竹林景観ネットワークのHPでご案内します。)
申し込み方法:12月8日(土)に会場ブースで参加を受け付けます。その際,参加費と昼食代をお支払い下さい。12月8日(土)に参加できない方は,12月3日(月)までに竹林景観ネットワークの鈴木までご連絡ください。
コース:
近江八幡駅北口階段下(8:45集合)→日杉山(八幡公園の竹林を遠望し,竹林の拡大の進行を観察)→八幡公園(放棄竹林・整備竹林の内部の観察,八幡山の景観を良くする会による放棄竹林整備の紹介)→八幡神社→八幡酒蔵工房(八幡酒蔵工房の活動紹介,昼食)→いまさか・西の湖・竹粉実験畑(西の湖のアシ原景観と湖上耕作の紹介,竹粉の活用事例の紹介)→円山バス停(14:30解散)
※解散場所から近江八幡市街地を経由して,近江八幡駅行きのバスが14:31にあります。
注意事項:
・種生物シンポ会場(奥琵琶湖マキノプリンスホテル)から近江八幡までは,車で1時間半(湖東廻り高速利用)から2時間(湖西廻り琵琶湖大橋利用)かかります。10日の集合時間を考慮すると前日の近江八幡入りをおすすめします。
・一部,竹林等の内部に入る箇所がありますので,動きやすい服装・靴で参加して下さい。
・ご希望の方には,昼食場所の八幡酒蔵工房で,温かい豚汁+ご飯(600円)を用意できます。その他,飲み物・食べ物はご持参ください。
連絡先:
鈴木 重雄(竹林景観ネットワーク・立正大学,suzusige_1980@yahoo.co.jp )※@を半角にしてください。
竹林景観ネットワークHP:http://bambooscape.web.fc2.com/